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ウッドパネルデッキとユニット式ウッドデッキの違い(最新版)
2023.09.09
こんにちは!「安らぎと潤い」のある住まいづくりをご提供する「ベランダガーデン」です。
本日は、「ベランダガーデン」の主軸商品である「ユニット式ウッドデッキ」についてご紹介させて頂きたいと思います。
また比較対象として、市販で販売されている「ウッドパネルデッキ」とについてもご紹介します。
どちらがあなたのお好みでしょうか?メリット、デメリットをご説明しながら比較していきたいと思います。
1 そもそもウッドパネルデッキとは
ウッドパネルデッキは1枚30㎝角の板をタイルのように張っていくデッキ材です。
基材(土台となる部分)が30㎝角の大きさで樹脂でできており、
この樹脂ベースの側面についた凹凸に合わせてデッキ同士をはめ込むことでデッキが完成します。
主剤を基材の上に配置し、接着剤で止めるか、基材にはめ込み、組み込まれている構造となっています。
そのため外れることも少なく使用することができます。厚みは大体2㎝程度が一般的ですので、高さはそこまでありません。
主材はメーカーによってさまざまですが、天然木ではイペやイタウバ、アカシアなどの木が使用させています。
木の種類まで記載されていれば良いですがなかなか見た目で判断するのは難しいので注意して購入しましょう。
一方樹脂木は、木材から作られた木粉と樹脂を原料として作られています。
メーカーによって原料の配合が変わるので一言で樹脂木といっても質感や特徴がそれぞれ異なります。
2 ウッドパネルデッキが人気な理由
まずベランダに敷くことの最大のメリットは、安価で殺風景な景色から温もりある雰囲気にイメージチェンジ出来ることです。
また材質が木ですので微妙な色の差や木目の違いも楽しむことが出来ます。
天然木の場合長年使っていると木の風合いが出てくる点も味があり、オシャレに感じるポイントだと思います。
ウッドパネルデッキは敷き詰めるだけなので設置することができます。
基本的にはネジで止めたりボンドで固定することもなくただ置くのみなので、
マンションの管理規約やマナー違反にもなることはない点が人気な点だと思います。
また戸建住宅の場合にも犬走りや勝手口のステップなどに設置すればアクセントとなりますよね。
エクステリアだけでなく玄関口に敷いてインテリアとしても使用することが出来ます。
ウッドパネルデッキはノコギリがあれば簡単に好きな形に切断できます。
マンションのベランダの場合、避難はしご等が床に設置してあったりした場合でも、
カットしてベランダの形に合わせて簡単に設置することができます。
またマンションの場合管理会社による定期的な大規模修繕工事や防水工事・塗装工事の際に
ベランダにあるものを全て撤去しなければならない事があります。
そのようなときでも、簡単に連結しただけのウッドパネルデッキはすぐに外すことができ、
保管もそこまでかさばらず、工事が終了後また組み立てることができます。
このように簡単に設置、解体ができ、ベランダの雰囲気を変えることが人気な理由ですね。
3 ウッドパネルデッキのデメリット
毎回外して掃除をすることはめんどくさいのでなかなか汚れがたまります。
ウッドパネルデッキは高さがそこまでない分、汚れがたまると隙間の部分から目立ちます。
ただし、取外しができるので、気になった時にキレイにすることができるので、デメリットと感じない人もいるかもしれません。
二つ目は水に弱い点です。ウッドパネルデッキは床からの高さが2㎝程度なので、
雨はもちろん、室外機排水により水浸しになることがあります。
水浸しになるとベランダの使い方に制限がかかったり、それを解消する手間が増えます。
またパネルが天然木の場合、劣化の原因となりますのでメンテナンスが必要です。(ハードウッドを除く)
4 より快適に使えるユニット式ウッドデッキとは
ここからは「ベランダガーデン」がお届けするユニット式ウッドデッキのご紹介をさせて頂きます。
見た目は一般に流通している、「お庭に取付けるウッドデッキ」と類似していますが、最大の違いは設置方法にあります。
「お庭に取付けるウッドデッキ」の設置方法は、まずウッドデッキの土台となる骨組みを作り、その上に床板を張っていきます。
当然ですが、骨組みと床板は全て一体となり、一つの塊となります。
また作業は現場で一から組み立てます。
一方で、「ユニット式ウッドデッキ」は、一つの塊としてではなく、すのこ状に作ったユニットデッキを複数つなぎ合わせて設置していきます。
ユニットのサイズは通常決まっているので加工は工場で行います。
後はベランダに運んでおくだけです。
またデッキの高さを調整することができるので、窓からの段差をなくすこともできます。
設置にかかる時間は「お庭に取付けるウッドデッキ」のおよそ1/3、1時間程度あればご自身で設置が可能です。
基本的にはウッドパネルデッキと一緒でネジで止めたりボンドで固定することもなくただ置くのみなので、
ウッドパネルデッキとの違いという点ではユニット式ウッドデッキは高さを出すことが出来るという点です。
ウッドパネルデッキは2㎝程度の厚みに対し、ユニット式ウッドデッキは最低8.5㎝~最高20㎝の高さを調整することができます。
ですので窓サッシからの段差を解消できベランダにスムーズに行き来することができます。
また高さがある分、水浸しになることもなく、室外機のホース等もデッキ材の下に隠し、水を流すことができます。
5 ユニット式ウッドデッキのデメリット
一つ目はマンションの大規模修繕の際にデッキをどうするかです。
パネルデッキであればそれほどかさばらないので、はずして家の中や玄関の隅に置いておくことができますが、
ユニット式ウッドデッキは1個ずつがかなり大きいので家の中に置いておくことが難しいです。
おススメの保管方法としては、お客様自身でレンタルスペースを借りて頂く方法です。
もしくは、弊社にて「ユニット式ウッドデッキ」の取外し、お近くのレンタル物置に運搬させていただき保管、大規模修繕終了後に再設置を行いますのでご利用くださいませ。
二つ目は人工木デッキを使用しているので反りが出てくる点です。
人工木は夏と冬に数㎜伸び縮みする特徴があります。
それは、人工木の材料となる木粉の性質に起因します。
木粉の元となる、木材は、乾燥により収縮し、湿気により膨張を繰り返す性質があり
それが原因となり、デッキ材に反りが生じてしまいます。
「ベランダガーデン」では、ユニットとして組み合わせることで伸縮しても反りが少ないように
加工させて頂きます。
6 最後に。。(ベランダガーデンと名付けた理由)
今回はウッドパネルデッキとユニット式ウッドデッキを比較させて頂きました。
今回の記事の最後に、「ベランダガーデン」と名付けた理由を読んでいただけたらと思います。
そもそもベランダの定義を調べてみますと、一般的には地上階にあるものを指し、屋根がついている場所がベランダ。
地上ではない2階、3階以上にある屋根のないタイプの部分をバルコニーと呼びます。
その定義で行くと「ベランダガーデン」という名はマンション向けの商品を販売するのに相応しくないのではと思われるかもしれません。
ですが、日本人はバルコニーといういう呼び方をあまりしません。
ベランダと呼ぶ方の方が多く、検索ヒット数もベランダの方がバルコニーをかなり上回っておりました。
皆様に親しみやすい名前を付けたいという想いから、「ベランダガーデン」と名付けさせて頂きました。
まだまだマンションの施工実績は少なく充実した商品もありません。